【プログラミング教育】プログラミング教育玩具って効果はどうなの?思い切ってキュベットを購入してみた
夫がIT技術者ということもあり、プログラミング教育に注目している我が家。
知育玩具「カタミノ」に続き、プログラミング教育ができる知育玩具「キュベット」も購入したのですが、これも買ってよかったおもちゃでした!!
(カタミノについては年少からプログラミング的思考力が鍛えられる!おすすめの知育玩具「カタミノ」 - コスギ的育児)
購入したのは長男が3歳になって間もないころ(今から約1年半ほど前になります)。
長男はまだ文字が読めなかったのですが、かわいいキュベットが気に入ったのと、このおもちゃでの遊び方が理解できたこと(=プログラミング的な考え方に親しむことができた)に強い達成感を感じたようで、毎日キュベットで遊んでいました。
【もくじ】
- 1.プログラミング玩具「キュベット」って?
- 2.キュベット・プレイセットの中身は?
- 3.キュベットってどうやって遊ぶの?
- 4.実際に我が家で使ってみた!子供の反応は?
- 5.プログラミング知育玩具「キュベット」で期待される効果は?
- 6.実際に遊んでみて感じたメリット・デメリット
1.プログラミング玩具「キュベット」って?
就学前の子供向けに特化して開発されたプログラミング知育玩具です。
「キュベット」と呼ばれる木製のロボットをプログラミングで動かして遊びます。
(このキュベットがかなり可愛い!)
他のプログラミング教材にありがちなデジタルスクリーンなどを使わず、木製のおもちゃで手で触って、組み立てるコーディング方法なので子供の五感を刺激します。
モンテッソーリの原理にも適っていることからモンテッソーリ公認製品になったのだとか!
我が家では、子供に(ただでさえiPadでYouTubeばっかり見ているのに)あまりデジタルスクリーン・動画などを見せたくないと考えていたので、この点はかなりのプラスポイントでした。
Amazonの知育・学習玩具大賞の2017年プログラミング部門はこのキュベットが選ばれていました。
2.キュベット・プレイセットの中身は?
下記の5つが入っています。
・キュベット(木製のロボット)
・コントロールボード
・コーディング用ブロック
・ワールドマップ
・ストーリーブック
3.キュベットってどうやって遊ぶの?
ベーシックな遊び方は「コーディング用ブロックとコントロールボードを使ってプログラミングをして、キュベットをストーリブックの物語に沿って動かす」というもの。
我が家の長男はこのベーシックな遊び方だけでかれこれ約1年ほど楽しんでいます。
ベーシックな遊び方以外にも「高層ビルを建てよう」、「ミニゴルフ」などいろいろな楽しみ方がHPで紹介されています。
使い方・アクティビティ・ストーリーブック・レッスンプラン | Primo Toys
4.実際に我が家で使ってみた!子供の反応は?
購入当初、遊び方やキュベットの動かし方を理解するまでは「楽しむ」というよりも「真剣に考え、試行錯誤する」と言うほうがしっくりくるかもしれません。
長男が苦戦していたのは下記の2点
- コーディング用ブロックのそれぞれの意味(機能?)を理解する
どのブロックを使えばキュベットが前に進むのか、などを親がひとつづつ説明していったのですが、3歳児の記憶力はまだまだ発達途中のようで説明聞いても忘れてしまったり。
子供も親も根気が必要でした。
特にファンクションのブロックの使い方が難しかったようです。なので、最初はファンクションは使わずに「前へ」「左へ」「右へ」の3つのみ使って、遊び方に慣れるところからスタートしました。
- ワールドマップ上でキュベットを現在地から目的地まで動かすルートを考える
現在地から目的地までのルートはいくつかのプロセスを組み合わせたものなのですが、長男はまだルートをプロセスに分解する、ということができません(やったことないので当然なのですが)
何マス進むのか、右に回転するのか・左に回転するのか、など目的地に到着するまでのプロセスを分解して考える、ということを親が説明しました。
親が「キュベットが〇マス進むとここに来る。左に回転させると目的地の方向を向く」というように話しながら実際にキュベットを手で動かして、目的地にどうすれば到着できるのかを子供と一緒に考えました。
長男にとってはなかなか難しかったようですが、自分のプログラミングでキュベットが目的地に到着できたことがとてもうれしかったようで、それ以来、プログラミングする前に自分の手でキュベットを動かしながら何マス進むか、右か左のどちらに進むかを確認→コーディング、という作業を集中してやるようになりました。
そして何よりも可愛いキュベットが気に入ったらしく、「キュベットかわいい~♡」と言っています。
(男の子なのですが、、、オトメンですね)
5.プログラミング知育玩具「キュベット」で期待される効果は?
目に見えて「論理的になった」「プロセスを分解して考えられるようになった」というわけではないですが、長男が習得したことは
- 自分で考えようとする姿勢が身についた
- 試行錯誤しながらも目的地に行くためにどのようにアプローチすればよいかを考えられるようになった
- 「ファンクション」の意味・使い方を理解した。(「ファンクション」という言葉自体は使わないのですが、ファンクションのブロック1つで、ある一連の動きを実行できる、ということを理解しています)
だと感じています。
6.実際に遊んでみて感じたメリット・デメリット
我が家で使ってみて感じたメリット・デメリットをまとめてみました。
メリット
- 楽しく遊びながらプログラミング的な考え方が身につく
- デジタルスクリーンなどを使わず、手を使って遊ぶので子供の五感を刺激できる(モンテッソーリ教育に通ずるところがある)
- 自分で考える姿勢が身につく
- いろいろな遊び方ができる・二人以上で遊ぶこともできる
デメリット
- 値段が高い(長期間遊べることを考えれば、妥当な金額なのかな、、と思いたい)
- 最初は親のサポートが必要。(場合によっては親も根気強く説明していかなくてはならない)
我が家の場合、子供がキュベットを持ちながら目的地までのルートを考えている姿、自分のプログラミングで思い通りにキュベットが動いた時の嬉しそうな姿を見ていると、少々高い買い物でしたがキュベットを買って大正解!と思っています。
プログラミング教育の目的について知りたい方はこちら
世界で大人気となっているプログラミング絵本のレビューです。
かわいくて物語としても楽しめる絵本でした。