【プログラミング的思考を楽しく学ぶ 子供におすすめの絵本】ルビィのぼうけん
小学校から必修化されるプログラミング教育に関して小学校から必修化のプログラミング。プログラミングスクールに通う前に押さえておきたいプログラミング教育の本質とは? - コスギ的育児でご紹介したプログラミング教育の本質に則った絵本をご紹介します。
【もくじ】
1.プログラミング絵本との出会い
ある日、夫が嬉々としてアマゾンから届いた荷物を持ってリビングに来ました。
そして取り出したのが「ルビィのぼうけん」という本。
なんでも、この本は子供向けのプログラミング絵本だそうな。
2.プログラミング絵本の内容は?
子供向けのプログラミング絵本、というのがピンときてなかったのですが、プログラミング自体を学ぶのではなく、物語を通じてプログラミングの基礎的な考え方を学ぶことができるらしい。
うーん、それでも「子供」「プログラミングの(基礎的な)考え方」「絵本」というワードがなかなかつながらず、内容のイメージがつかみづらい。
かたや夫は「これで長男くんがプログラミングに興味を持ってくれれば!」と意気込んでいる。
絵がかわいらしい本だが、3歳が読むにはちょっと分厚い。
「大丈夫かな、、長男くん、興味持ってくれるかな」と心配な私。
そんな心配をよそに、長男は絵本をじっと見つめながら夫が読む内容を聞いている。
好奇心いっぱいのルビィという女の子がお茶目で、ちょっとドジで思わず笑ってしまうのだが、長男くんもゲラゲラ笑っていた。
3歳でも意味を理解しているのね。すごいなぁ。
ルビィのお父さんが、「パジャマを脱いで服を着なさい」と言わなかったからパジャマの上から服を着てしまったり。
「おもちゃを片付けなさい」と言われたルビィはブロックなどは片づけるけれどお絵かき用の鉛筆は片づけない。なぜなら「鉛筆はおもちゃじゃないから」。
このように絵本に描写されているルビィの行動から、プロセスを分解して考えること、各プロセスを飛ばさずに指示をださないとコンピュータが正しく動かないことなどを子供に伝えているようで、こういうのがプログラミング教育の絵本なんだ、とちょっと関心。
それ以外にも、プログラミングに関するものを想定したキャラクターが登場したりと(夫はIT業界なのでわかるそうなのですが、私には分かりませんでした。。)、物語を楽しみながらプログラミングを身近に感じられるようになっていました。
絵本後半はゲームのような練習問題となっています。大人と一緒にやれば小さい子供でも楽しめそう。
ただ、長男は前半部分で集中力が切れてしまいました。
後半パートはもう少し大きくなってからかな。
3.こんな人におすすめ!
この絵本の対象年齢は4歳~11歳となっています。
が、プログラミングの考え方や基礎を学びたい大人も読んでみることをお勧めします。
子供からプログラミングについての質問を受けた際に基礎知識があると答えやすいですし、子供がプログラミングに興味を持つきっかけ作りなどに参考になります。
子供の教育って(特に幼児期や小学校低学年の時)親のかかわり方がとても重要だと思う。
子供って興味を持ったことに対する集中力、探求心、吸収力は半端なく高いので、プログラミング教室に通わせたり教材を使う前に、まず絵本を通して「子供に興味を持ってもらう」というステップを踏むことをお勧めします。
【おまけ】特設サイトや続編も出ています
「ルビィのぼうけん こんにちはプログラミング」が全世界で人気が出て、続編も出版されています。
また、特設サイトも作られていました。
この特設サイト、なかなか使えるサイトでして、ダウンロード・プリントアウトして遊びながらプログラミングについて学べる教材も用意されています。
無料で利用できるので、子供との遊びに用いてみるのもよいかも。
プログラミング的思考力を鍛えられる知育玩具「カタミノ」のレビュー記事も書きました。
大人も楽しめる玩具なので、子供と一緒に遊んでみてはいかがでしょうか