働くママの便利帳

二人育児をするワーママ。毎日の暮らしをちょっと良くするお役立ち情報とかけがえのない日々の備忘録。

子供が習い事を嫌がる!そんな時の対処方法と習い事の選択基準

長男が年少になって、習い事を始めるお友達が一気に増えました。

我が家でも長男の習い事を検討中なのですが、当の長男くんは習い事をする気が全くない。。

 英語、スイミング、体操、ピアノなどなど、一般的な習い事を長男に提案してみるも「いや!絶対やらない!」の一点張り。

 

嫌なら無理にやらせなくてもいいかな、、と思いつつ、やはり親としては習い事から学んでほしいことがある。

 そんな習い事を嫌がる子供への対処方法や習い事の選択基準についてご紹介します。

 

【もくじ】

 

 

子供の習い事

1.そもそもなぜ習い事するの?

それぞれの家庭・親御さんの考え方によって目的は変わってくると思うのですが、我が家では習い事を通して社会性、自立心、やり抜く力を伸ばしていきたいと考えています。

 

1.社会性

親や保育園の先生・お友達など、慣れ親しんだ人の中で過ごすだけでなく、いつもと違う人たちと過ごす・共同作業をすることで対人能力・コミュニケーション能力などを育んでほしいと考えています。

 

2.自立心

親が相手だとやはり甘えが出てしまったりするので、甘えられない環境(自分で何とかしようとする環境)の中で過ごすことにより自立心を育んでほしいと思います。

 

3.やり抜く力

難しいことにチャレンジしたり、失敗をしてもそこであきらめずに目標に向かってやり抜く力を鍛えてほしい。

やはり、親がそばにいると子供が親を頼ってしまったり、思わず親が手伝ってしまったりするので、「習い事」といういつもとは異なる環境だからこのやり抜く力も磨くことができるのではないでしょうか。

 

知力や身体能力も伸ばしてほしいとは思っていますが、それは習い事をする第一の理由ではなくてどちらかというと「非認知能力」と言われる分野の力を伸ばしてほしい。

 

以前、「学力の経済学」という本を読んだ際に、早期教育を受けた子、受けていない子の学力は8歳で差がなくなる、という研究結果も出ている、と書かれていたので習い事では学力よりも「何かをやり遂げる力」「困難にぶつかってもあきらめない忍耐力」などを学んでほしいと思っています。

 

2.なぜ習い事をやりたくないと言うの?

子供が新しいことを嫌がる主な理由を挙げてみました。

  • 自由に遊びたい。自宅なら誰にも邪魔されずに自分の遊びたいように遊べる。
  • 知らない場所や初めてのお友達がいるところに行くことが不安
  • 習い事で何をやるのかわからないので不安
  • 習い事の内容に興味がない

 

興味が持てなかったり、自分のコンフォートゾーンから出たくなかったり、というのが主な理由だと思います。

 

3.どうしたら習い事に興味を持つの?どんな習い事がいいの?

子供に無理強いするのは良くないですが、どうしたら「ちょっとやってみようかな」「おもしろそう」と思ってもらえるのでしょうか?

我が家の場合、下記2つの対応策を行いました。

 

  • 子供が得意とする分野・興味ある分野での習い事を提案する
  • 習い事をスタートする前に、まずは親と一緒に遊ぶもしくは親が教える

 

一つずつ解説します。

 

・子供が得意とする分野・興味ある分野での習い事を提案する

我が家の長男が良くやる遊びを見てみると、運動系の遊び(ジャングルジム、ボール遊びなど)はあまりやらないですし、親がやろうと誘ってもやりたがらず、プラレールやごっこ遊び(恐竜ごっこなど)、クッキングなどを好んでやるインドア派。

何かを作る、手先を使うような遊びを好む傾向がありました。

 

なので、習い事もまずはインドア系・何かを作る・考える、というようなキーワードで探し、レゴスクールとサイエンスラボの体験レッスンに参加。

 

この2つは長男も嫌がらずに参加して、「楽しかった!」と大喜びでした。

(ピアノやスイミングを提案したときは「絶対いや!」と言い張って、体験レッスンもいかなかったのに。。)

 

・習い事をスタートする前に、まずは親と一緒に遊ぶもしくは親が教える

これは、子供の「未知のものに対する不安」を軽減し、習い事へのハードルを下げるために行います。

 

例えば、我が家では100円均一でちょっとした実験セット(スーパーボールを作る、とか)で親と一緒に遊び、長男が実験するのが上手であることを伝えていました。

また長男自身が「実験が楽しい」と思えるように親がサポートしながら遊ぶことで、「実験」という未知のものへのハードルを下げ、「自分ができるもの」という認識を長男に持たせることに成功!

無事にサイエンスラボの体験会に参加する、という流れになりました。

 

また、夫がテニスをしている姿を見て、長男が「僕もやってみたいな~」とつぶやいていたので、まずは親がテニスのやり方を教えてみようと計画中。

長男が「もっとやりたい」と思うようならテニススクールに通うのもいいかな、と思っています。

 

 

4.習い事に通うだけではだめ。親がちゃんとフォローする

「習い事でやってるし」「習い事で先生がフォローしてくれるだろう」と、つい手を抜いてしまいがちなのですが、幼児期において親のかかわりは非常に重要。

ノーベル経済学賞を受賞したヘックマン教授の「幼児教育の経済学」で紹介されていた研究でも親のかかわりについて言及されていました。

 

親が習い事で何をやったか、できたこと・できなかったことは何かなどを聞き、自宅で再度練習するなど、フォローをしていくことが大切です。

 

長男が参加した体験レッスンレポはこちら

www.nakamichi.work